03.05.2009 私的弓道論について

2004年に私的弓道論を始めて既に約5年が経とうとしている。
初めはどうゆう風に展開していくか分からなかったが、振り返ってみると自己の弓道史を振り返っているようである。

内容については一貫性がないものの、大凡は射技について、心気の働きについて、指導者として考えた事、射の理論について、道具について記載されている。
自分はもちろん専門研究者でないので、素人丸出しで裏付けのない事記載されていると思われるが、ご了承願いたい。しかし、今では本人の工夫稽古の一貫として納得している。

この私的弓道論を読んでいる人は、弓道修行の段階がばらばらであると思われるが、ここに記載されていることはあくまで私的体験、理論と思って頂きたい。これは本人の体感等については文面で完全に表現できないからである。出来れば、様々な視点で弓道を見る機会とし、読んだ後に自己の体験を基に、自己の理論を確立してほしい。高段者の人は筆者の思い違い、視点の違い等指摘して頂くと助かる。

弓道は登山に例えられ、皆頂上を目指して進んでいくのだが、途中に誘惑あり、病気にもなり、霧に閉ざされて道が見えないときもあり、又ひどいときは崖に突き落とされる事もある。人生と同じように人それぞれ進む道が違うし、又同じ景色でも受ける感じが全く違うであろう。
今後も工夫稽古の一貫として書き続けたいと思っている。