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06.10.2006

体感を鍛える

弓道では射法八節が制定されており、これが正確に行われると自然に的中を得ることが出来る。これが正射正中と言われる所以になっている。通常は特に目から入ってくる情報に体が惑わさせることが多い。この為に、特別稽古として弓構えから会まで目を閉ざし、体感と実際の狙いのズレを確認する稽古を行った。 更に狙いを定めた後、もう一度目を閉ざし、伸び合い・離れを試射してもらった。多くは会で伸び合いの方向がずれ、矢筋に伸びれないないために矢所に大きな違いがでた。 目ではなく、体感で狙いを定める稽古は、今後のよい課題となると思う。